おはようございます、ももこ🍑です!
私は在宅でテレアポの仕事をしている主婦です。
毎日、家にいながら企業の方にお電話をかけ、サービスのご案内をしています。
すると時々、営業とは関係のない話に広がることがあります。
たとえば、

部署内が、今バタバタしててね。

小さい会社だからなかなか新しいこと取り入れるって
難しいんだよね〜
など。
そんなとき、私は無理に切り上げることはしません。
時間が許す限り、その方の話に耳を傾けます。
なぜかと言うと

話を聞いてもらえるだけで、満たされる。
と知っているからです。
■ 話すだけでスッキリするのはなぜ?


聞いてくれてありがとう。

なんか、話してたらスッキリしたよ。
そんなふうに言われることが実はよくあります。
この“話すだけでスッキリする感覚”は、心理学で「カタルシス効果」と呼ばれるものだそうです。
(これも本で学びました😆)
心の中に溜まったモヤモヤや感情を、誰かに話すことで整理されたり、
感情が浄化されて軽くなる効果だそうで、
つまり、「アドバイスがほしい」と思っていなくても、
話すだけで心が落ち着くのは、とても自然な反応だったんです。
■ 話を“聞いてくれる”だけで救われる理由
話しているときに重要なのは「アドバイス」ではなく、聞いてもらえているという安心感です。
この“聞いてもらえること”には、いくつかの心理的効果があります👇
◎ 承認欲求が満たされる
人は誰しも、「自分を認めてほしい」「理解してほしい」という承認欲求を持っています。
誰かが真剣に話を聞いてくれるだけで、
「私はここにいていいんだ」「私はちゃんと受け入れられてる」って、心がふっと満たされるんです。
これ、子育てしてると耳にしたことありませんか?
「子どもに“愛してるよ”“あなたが一番大切だよ”と毎日伝えましょう」ってやつ😆
まさにそれ、大人も同じなんですよね。
私たちだって、

あなたのこと大事に思ってるよ!その話聞かせて!

お姉ちゃん、話を聞くよ〜!
と言ってもらえると、
もうそれだけでご飯3杯くらい食べられるんです😂(私は)
◎ オキシトシン(安心ホルモン)が分泌される

誰かに共感してもらうと、脳内ではオキシトシンという“安心ホルモン”が分泌されます。
このホルモンはストレスを和らげたり、心を落ち着かせたりする作用があると言われています。
ちなみに私は、日々このオキシトシンを、親や夫、同僚などに分泌させていただいております😂
話を聞いてもらうたびに

ありがとう…😭✨もう大丈夫…!
と勝手に回復しがちです(笑)
◎「否定されなかった」という体験が自信になる
話しても

それっておかしくない?
でもさ、それって…
と否定された経験、ありませんか?
逆に、ただ「うんうん、そうなんだね」と聞いてもらえただけで、
すごく安心したこともあるはずです。
「否定されなかった」という経験は、小さくても自己肯定感を回復させてくれる力があるんです。
今昔を思い返すと逆に

否定していたこともあったなー…
と思い当たる節があり、本当に日々勉強だな、そして否定した相手、ごめんよ!!と実感しています。
■ 在宅テレアポ主婦の私が“共感”の力に気づいた日

私がこの仕事を始めたのは、子育て中でもできる働き方を探していたからでした。
・子どもを優先したい
・保育園や学童に頼らずに働きたい
・でも、社会とつながりたい
そんな想いを抱えていたとき、出会ったのが「在宅テレアポ」でした。
最初は正直、自信がなかったんです。

営業なんて、私にできるかな…
話すの得意じゃないし、向いてないかも
って。
でも、続けていくうちに気づいたんです。

“共感して、話を聞くこと”
それって、私の中にある自然な力かもしれない
って。
ある日、体調が悪そうな声の担当者さんに、何気なくこうお伝えしました。

無理せず、お体休めてくださいね
するとその方が、こう言ってくれたんです。

ありがとう。営業の電話でそんなふうに言われたの、初めてですよ
たったそれだけのやりとり。
でも、その一言で相手の声がふっと柔らかくなった気がしました。
そして私自身も、
「テレアポって、人間味のある素敵な仕事だな」って、心から思えたんです。
今でははっきり言えます。

テレアポって、捨てたもんじゃない!
人とつながる“温度”がある。私はこの仕事、けっこう好きです☺️
■ 営業は「話すこと」よりも「聞くこと」が大切

テレアポは「話す仕事」と思われがちですが、私はむしろ「聞く仕事」だと思っています。
どんなに商品がよくても、相手の気持ちや状況を理解せずに一方的に話してしまったら、
信頼にはつながりません。
本当につながりません。
これだけは断言できます。
相手の声に耳を傾け、必要なら話を受け止める。
その上で、必要なことだけをシンプルに伝える。
嫌がると分かった時点で押さない。
それが、私のスタイルです☺️
■ 話を聞いてもらえるだけで嬉しい、は“甘え”じゃない
ときどき、「聞いてもらえるだけで嬉しいなんて、甘えてるのかな」
なんて思う人もいるかもしれません。
でもそれは甘えではなく、“人として自然な感情”です。
誰だって、

分かってほしい
一人にしないでほしい
理解してよ…
と感じること、あります。間違いなく私もそうです。
そしてそれは弱さではなく、生きるうえで大切な“感情のセンサー”です。
甘え甘えられ、生きていきましょう!
■ 私たちは、話を「聞く力」をもっと大切にしていい

社会はどこか、「話がうまい人」が評価されやすい風潮があります。
でも私は、人の話を聞いて受け止められる人こそが、人と人をつなぐ力を持っていて強い。
と思っています。在宅で、電話1本。
見えない相手と話すだけのシンプルな仕事だけど、
その中で私は、「聞くこと」に何度も救われてきました。
誰かの言葉を、ただ静かに受け止める。
それだけで、世界が少しだけやさしくなる気がするから
私はこれからも、丁寧に“聞く営業=テレアポ”を続けていきたいと思います。
最後に。
あなたももし、最近ちょっと心が疲れていたら、
「誰かに話す」こと、試してみてくださいね。
誰かが聞いてくれるだけで、少し前を向ける日がきっと来ます☺️
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