在宅ワークのパートは、家事や育児の合間でも短時間×高時給で収入をつくりやすく、子育て中のママには最適な働き方の一つです。
でも、せっかく入ったお金も、空いた時間のつい買いで使ってしまうと

あれ?残ってなくない??
——これ、日常茶飯事です。私も何っ度も失敗しました。
そこで今日は、在宅ワーク4年目の主婦である私がたどり着いた、「配分を先に決めて、自動で動かす」という超シンプルな方法をご紹介します。
仕事内容には触れず、満足のいくお金の“残し方”だけを具体的に解説します🍑
「先に決める」・「自動で動かす」の2原則だけ🍑

これからお仕事を始めようとしている方は、きっと子育てがひと段落してきた、または幼稚園などで少し手が空き始めたママが多いと思います。
この「配分を先に決める」「自動で動かす」の2つを一度整えておくだけで、忙しい日常でも家計はブレず、しかも考える負担が減り、我慢しなくてもムダづかいしない仕組みとなります。
- 配分を固定:用途ごとの割合をあらかじめ決める(合計100%)。
- 自動化:入金日に目的別口座へ自動振替、支払い手段はカテゴリごとに固定。
これ、当たり前じゃない?と思うかもしれませんが、これを最初に行うだけで自分時間が格段に増えます。
“先取り2分配”の基本(パート想定・合計100%)

私はまず在宅パートからスタートし、月8万円前後に収まる働き方を組みました。
在宅テレアポは時給が高め+インセンティブもあるため、1日3時間×週3日でも十分到達しました。
当時は、仕組みをとにかく単純に——次の2分配だけで回していました。
- 生活防衛費 50%
自分名義の“もしも資金”。入金日に自動で積み立てるだけ。手を触れない口座に避難させます。一生触らないと心に決める。見ない。 - ごほうび自由費 50%
完全自由のおこづかい。週ごとに小分けなども特に考えず、半分は自分の自由に使うと決めてる。(ネイル、カフェ、外食、本、フェス、奨学金返済、脱毛)
例:手取り8万円の月収
- 生活防衛:40,000円(自動振替)
- 自由枠:40,000円(基本カード決済)
なぜ“2分配”に絞ったのか

続けやすさを最優先にしたかったから!
最初から細かい予算を組んでも、続かないこと…身に覚えございませんか?
私自身、子ども・夫(朝早く、帰宅は深夜)・家事で毎日フル回転。頼れる親戚も近くにおらず、常に時間が足りない生活です。
だから「細かく分けても結局できない → 挫折する」という負のループを、何度も経験しました。
そこで思い切って考え方を変えました。

まずは2分配で“確実に増えていく感覚”をつくる。
慣れてきたら6分配へ広げよう!
このシンプルな順番にしたことで、ようやく“続けられる仕組み”を手に入れることができたんです。
2分配スタートの理由

当たり前に見えるけど、あえて2分配にしよう!と決めたか。の理由はこちらです。
- 負荷を増やさないため:久しぶりの勤務。まずは“回せる仕組み”を優先。
- 手間を増やさないため:決まった時間+家事育児で、家計管理に新しい手順は足したくない。
- 目的が明確だったから:子供の確実な学費づくり+自分の自由費がゴール。
→ なので稼いだ分は家計に入れず、生活防衛と自分のおこづかいだけに集中。
こうして目的をシンプルに絞ったことが、何より続けやすさにつながりました。
そして“残せた”という小さな成功体験が、次の6分配へステップアップする原動力になったんです。
実務の時短にする工夫🍑

家計管理はアプリで一括、支払いはキャッシュレスに集約
私は マネーフォワードで自動記録 をしているので、袋分けや手書きの家計簿はつけません。
そもそも日本はキャッシュレスの普及が遅れている国。だからこそ、あえて大げさなくらいクレカに集約し、現金は使わない と決めています。
履歴が自動で残るので振り返りは一瞬。ムダ遣いも見えやすくなり、管理のストレスがぐっと減ります。
また、子どもにも小さい頃から「キャッシュレスでお金を管理する感覚」を自然に身につけてほしいと思っているため千円札をiPhoneのケースに忍ばせておく位で現金は一切持ちません。
次のステップ(慣れたら6分配へ)
まずはシンプルに「2分配」で、“お金が残る”手応えを感じることが第一歩です。
続けるうちに「そろそろ扶養を抜けて、自力で本格的に働いてみようかな?」と考えるタイミングがやってくるはずです。
そのときに、旦那さんに頼りきりの家計から一歩卒業して、自分でも安心できる仕組み=未来の切符 をつくる意味でも、教育費・税積立・体験・自己投資などを加えて「6分配」へと広げていきます。
最初から完璧を目指す必要はありません。小さく始めて、少しずつ整えていく。それが長く続けられる一番のコツです。
まとめ🍑小さな仕組みで主婦の未来は変わる

在宅ワークの収入は、最初は「ちょっとしたおこづかい」に見えるかもしれません。
でも、そのお金を “なんとなく使う” か “目的を持って残す” か で、数年後の安心感は大きく変わります。
私自身、最初は8万円からのスタートでしたが、配分と自動化の仕組みを整えただけで「残す手応え」と「自分の意思でお金を動かしている実感」が得られました。
そして、その経験があったからこそ、「旦那のお給料だけに頼らなくても大丈夫」 と思え、扶養を抜けて働くときも怖くなかったんです。
むしろ「次のステップに進んでも大丈夫」という自信につながりました。
あなたにできる最初の一歩

- 生活防衛費(手をつけない口座に避難)
- ごほうび自由費(自由に使ってOK)
もし今「これから在宅ワークを始めてみようかな」「ちょっとずつ働いてみようかな」と考えているなら、まずは “2分配” を最初に決め実行してみてください。
最初に仕組みを整えてしまえば、あとは働くだけ。自然とお金が残る流れができます。
たったこれだけでも、“残す力” は自然に育っていきます。
そして慣れたら、教育費・税金・自己投資へと分配を広げていけばいいのです。
おわりに🍑

お金の管理は「がんばって節約すること」ではなく、仕組みを先に整えること でぐっとラクになります。
在宅ワークで得た収入は、最初は「ちょっとしたおこづかい」に思えるかもしれません。
でも、そのお金を 先に配分して自動で動かす だけで、“未来につながるお金” に変わっていきます。
たとえ少額でも、「残せた」という成功体験が積み重なると、今まで育児しかしてこなかった自分への自信に繋がります。
それはやがて、旦那さんの収入に頼りきらず、自分の力で家計を支えられる安心感 へとつながっていきます。
だからこそ、まずは小さくても一歩踏み出してみてください。
配分と自動化の2原則 を今日から取り入れることで、きっと数か月後の自分に「やってよかった」と思えるはずです🍑
今日もありがとうございました!