はじめに🍑成長し挑戦したくなってきた
テレアポを始めて4年。
最初は「在宅でできる仕事」として選んだけれど、続けていくうちに少しずつ手応えを感じるようになってきました。
相手の反応を読む力や、話すスピード・言葉の選び方にも自信がついてきて、
気がつけば

ただアポを取るだけじゃ、ちょっと物足りないかも
と思うように。
それに、もっとクライアントの力になりたい。自分の経験を活かして、次のステップに挑戦してみたい。
そう思うようになり、自ら「商談対応もやってみたいです」と手を挙げたのが、私の“営業”のスタートでした。
今回は、在宅テレアポから営業(Zoom商談)に挑戦してわかった5つのことを、リアルな体験をもとにご紹介したいと思います。
Zoom商談に挑戦することになったきっかけ
きっかけは、あるクライアントさんとのやりとりでした。
ただアポイントを取るだけじゃなく、その先の提案や商談もできたら…。
そう考えて悩んだ末、自分から

商談も担当させてもらえませんか?
と思い切って声をかけてみました。

え!もちろんだよ。助かるよ〜!
という回答を頂き、とんとん拍子にZoom商談を任せてもらえるようになりました。
ここから私はテレアポから“一歩上のステージ”に進むことになったんです。
アポインター兼、営業へ。
この小さな一歩が、私にとってとても大きな転機になりました。
実際にやってみてわかったこと5選
① 話しすぎない方がうまくいく
「営業=提案=たくさん説明すること」
最初の私はそう思い込んでいて、商談になるとつい、
「これも教えてあげなきゃ!」「この機能も便利なんです!」と、早口で一気に話し込んでしまっていました。
でも実際にやってみて気づいたのは、
“話す”よりも“聞く”ことの方が、ずっと大切だということ。です。
相手が本当に困っていることって、最初からはっきり見えているわけじゃありません。
それを引き出すには、まず「ちゃんと聞く」ことから始めないと、
どんなに素晴らしい提案でも刺さらないんです。
そしてここで思い当たったのが、私たち主婦のスキル。
特にテレアポ経験がある私は、まさに「聞く」仕事を毎日やってきました。
- 子どもの学校の話
- ママ友のちょっとした相談…
- 夫の愚痴(?)
- そして、架電先からのヒアリング
相手の気持ちをくみ取りながら耳を傾ける力。
これって、営業にそのまま活かせるんですよね。
一方的に話すよりも、まずは相手の話をしっかり聞いて、「あ、それわかります」と共感してから、必要なことを添えるように話す。
それだけで、相手の反応がまったく違ってくるようになりました。
「営業って、聞くことがこんなに大事だったんだ」そう気づいたとき、

営業って楽しいかも?
そんなふうに思えるようになったんです。
② トークより“準備力”が9割

正直、私は「話すのが得意じゃない」タイプでした。だからこそ

“話し方”よりも“準備の仕方”で勝負するしかない!
と気づいたんです。
実際の商談では、「何を話すか」よりも「どう進めるか」が9割。
挨拶→ヒアリング→提案→クロージング(確認)…
この一連の流れを事前に頭に入れておくだけで、本番で焦ることが激減します。
たとえば私は、こんなふうに準備しています👇
- 最初の挨拶やアイスブレイクの“セリフ”を3パターン用意
- ヒアリング項目はシートにまとめておき、商談中にチェックできるようにする
- 断られやすいパターンと、それに対する返しを想定しておいておく
- 言わなきゃいけない点を端的にまとめておく
これって、家事と育児にも似ていませんか?
「夕方バタバタしないように朝に下ごしらえしとく」とか、
「明日の遠足のおやつは前日に買っておく」とか…。
そう考えると、段取りさえしておけば本番で慌てないんです。
商談もまさにそれ。段取り=安心感なんです。
そして不思議なことに、「流れ」が頭に入っていると、
自然とトークにも余裕が出て、“聞く余白”も生まれるんですよね。
商談は、勢いで押し切るよりも「相手と一緒に話を進める」感覚が大事です。
その土台を作るのが、準備力、皆さんも準備してください!
③ 自分の言葉じゃないと通じない

営業を始めたばかりの頃、私は「用意された説明資料通りに話さなきゃ」と思い込んでいました。
言葉遣いも内容も“正解”をなぞることに必死で、
相手の表情を見る余裕もありませんでした。
ある商談で、

えーっと、それってどういう意味ですか?
と聞き返されて焦ると同時にハッとしました。
“伝える”ことに集中しすぎて、“伝わっていない”ことに気づいていなかったんです。
そこから私は、トークスクリプトや資料を10回くらい読み直して、

この言い回し、本当に自分だったら使うかな?
と問い直しながら、主婦である自分の言葉で言い換えるように意識しました。

❌我々が今ご提案しているのは〜
ではなく、

⭕️私たちが今ご提案しているのは〜

❌御社にとってのメリットとしては~
ではなく、

⭕️ ▲▲さんのところでは、こういった部分で役立つんじゃないかと〜
など、一見当たり前のように見えますが、より“会話の延長”になるようなフレーズに少しずつ変えていったんです。
そうすることで、相手の反応も自然になって、
「わかりやすいですね」と言ってもらえるようになりました。
営業って、“伝える技術”じゃなくて、“御社に貢献したい!という気持ちをのせる工夫”なんだと感じています。

誠実に!自分の言葉で届けること。それが一番の信頼につながります。
④ 相手の“温度”を読むのが大事

Zoom商談では、電波の状況だったり、資料を展開などして表情の変化を見れないことが多いです。
たまに先方がカメラオフで商談に参加されるケースもあります😅
そうなると、相手の温度感がつかみにくくて「今、興味を持ってくれているのか?」「少し不安そうかな?」といった“空気”を読むのが難しくなります。
でも実は、声のトーンや返事のテンポ、ふとした「あ、うんうん」といった小さな相づちに注意を向けることで、相手の気持ちは意外と伝わってくるんです。
例えば、私が

こういう点が今の御社にはメリットがあると思います!
とお伝えして、その話に反応が速くテンポよく、

なるほど。
などと返ってくる時は、内容を頭の中で自社とあうか考えてくれており、興味を持って聞いてくれている可能性が高かったりします。
逆に、返答までに間が空いたり、明らかにテンションが落ちている時は、少し不安や迷いがあるサインかもしれません。
そうした小さなサインを拾いながら、「ここはもう少し掘り下げよう」「一度まとめて、切り上げた方がいいかも」と判断することが、結果的に“ちゃんと聞いてくれている人”という信頼につながります。
逆の立場になって考えてみると興味ない話を長々されるとげっそりしますよね汗
顔が見えなくても、声の中にヒントはたくさんあります。
テレアポ出身尚且つ主婦の私にとっては、そうした“耳の感覚”こそが、今の商談スタイルに活きていると感じています。
⑤ 主婦の私でも信頼される瞬間がある

在宅で働くようになってしばらくの間、私はどこかで「主婦だから」「家からやっているから」と、引け目を感じていました。
パジャマなどではもちろん仕事していないし、商談にも全力で挑んでいるのに、どこかで

ちゃんとしてないと思われてるかも…
所詮主婦だしな〜って思われてるかな…
っと思われているかもと負い目の気持ちが出る瞬間があったんです。
そんな私が、ある商談のあとにクライアントから言われたひと言があります。

誠実さが伝わった。お願いしてよかったです。
その瞬間、ほんとうに泣きそうになりました。
家庭の中からでも、誰かの力になれるんだって、初めて実感できたんです。
私にとって“営業スキル”って、特別なトークや説得力のことじゃありませんでした。
相手の話をきちんと聞いて、誠意をもって応える。その姿勢が相手に伝わるかどうか。
肩書きや職歴じゃなく、日々のひとつひとつのやり取りが信頼につながるんだと、ようやく腑に落ちました。
「主婦でもできるのかな…」と不安に思っている方がいたら、私は胸を張って伝えたいです。

主婦でも、在宅でも、誠実に行えば、ちゃんと信頼されます!!
それを私自身が何度も感じてきまし、サポートしますので安心して進んで欲しいです。
おわりに🍑できるかどうかじゃなく、「やってみたいかどうか」

最初は「自分に営業なんて無理」というより、考えてもいませんでした。
でもやってみたら、「あれ?意外と話せるかも」と思える瞬間があったんですよね。
でもきっとこれは、テレアポをしている主婦の皆さんも同じだと思っています。
- 誰かの話を聞く力
- 毎日いろんなタスクをさばく力
- 家族の変化に気づく観察力
まさかの、ぜんぶ営業に活きます!
今はテレアポでいっぱいいっぱいのママさんもいるかもしれません。
テレアポに慣れてきたママさんもいるかもしれません。
今はテレアポで一杯一杯のママさんはそのままテレアポで下地を作っていきましょう!
そしてテレアポに慣れてきたママさんはぜひ私のように一歩を踏み出してみてください。
フルタイムじゃないから無理。怖そうで無理。
色々先入観があって怖いイメージあるかもしれませんが、そんなことはありません。
子育てを頑張っているママならみんなできますよ!
一緒に頑張っていきましょう✨今日もありがとうございました🍑
次回は、「営業トークが苦手」な主婦がよく使う“質問フレーズ”を紹介予定です。
営業、意外と向いてるかも?と思ったら、ぜひまた読みに来てくださいね☺️