はじめに|「副業じゃないんです」と言いたかった私
主婦の在宅テレアポや営業って、世間ではまだまだ

スキマ時間にちょこっとやるやつでしょ?
「スキマ時間にちょこっとやるやつでしょ?」 「主婦のお小遣い稼ぎ?」って思われがち。

パートの範囲内の主婦のお小遣い稼ぎよね。
なんて言われ、
フルタイムで働く友人からは

パートなら楽でいいね。
なんて声をかけられたことも…あります。
でも――私は“本気の仕事”としてこの道を選びました。
在宅で、主婦で、それでもテレアポや営業で“ちゃんと稼ぐ”ことを目指して、
ゆっくりですが自分なりに積み上げてきた日々があります。
今回はそんな私が、
副業じゃなく“本業”として在宅テレアポ営業をしていくためにやってきたことを、
リアルにまとめてみました!
Step1|「営業は在宅でも通用する」と信じることから始まった

最初は「主婦の在宅営業なんて難しい」と自分でも思っていました。
でも、子どもを預けてフルタイム勤務は現実的に厳しい。
いやむしろそれはしたくない。
一緒にいれる時間は短いからいつでも「おかえり!」が言える距離にいたい。
それなら

場所を選ばないテレアポだからこそ、在宅でできる最強の仕事では?
と考えるようになりました。
そこから、私の最初の一歩は
エン・ジャパンやインディードなどの求人サイトを使って、
在宅OK・テレアポ職で、自分に合いそうな会社を探して応募し始めました。
経験ゼロでも、「主婦だから」と遠慮せずに一歩踏み出してみたら、
少しずつ道が開けていったんです。
Step2|主婦業と両立するための“仕組み”を整える
家庭と仕事を両立するには、とにかく時間管理がカギです。
現在の私は、毎日朝5時に起きて、静かな時間に自分の仕事をスタートできるようにしています。
- 9:00〜16:00は営業タイム(子どもが幼稚園・学校にいる時間)
- 16:00以降は子どもと家事の時間
- 寝かしつけたらまた自分時間
この時間割を意識的に作って守るようにしてから、集中力がグッと上がり、
限られた時間でもしっかり成果を出せるようになりました。
正直、私はかなり大雑把で、どちらかというと感覚派の人間です。

できるときにやろう。
と思っていた時期もありましたが、それでは毎日ダラダラしてしまって、
結局何も進まなかったんです。
でも、

この時間は読書に集中する!
など、自分でルールを決めたことで気持ちもスッキリして、
仕事も家事も前向きに取り組めるようになりました。
在宅ワークは自由に見えて、実は“自己管理が命”の働き方です。
在宅な分、誘惑はとっても多いです。
だからこそ、「自分を律する仕組みを作ること」がとても大切だと日々感じています。
Step3|「信頼される人」になるための工夫

テレアポや営業は、日常生活と同じで「人と信頼がすべて」。
顔が見えない電話や、やり取りがテキスト中心のオンライン営業だからこそ、
ちょっとした対応や気配りの差が、信頼感につながると感じています。
私は、相手との信頼関係を築くために、次のようなことを意識しています。
- メールやチャットは即レス&丁寧に対応
→ 時間がかかりそうなときも「確認中です」などの一言を欠かさず、安心感を意識 - ミーティング前には前日の動きを振り返り、今日の準備をしっかりと
→ 「この人、ちゃんと把握してるな」と思ってもらえることで信頼度アップ - 話し方や表情、口角を意識して、カメラ越しの印象にも気を配る
→ 声だけの商談でも、“表情をつけて話す”ことで伝わり方がまったく違います
また、テレアポで大切なのはスクリプトをただ読むのではなく、相手の反応に寄り添うこと。
マニュアルはあくまで土台。相手が少しでも違和感を持ったら、

あ、無理に進めず、ちょっと質問を挟もうかな。
と臨機応変に対応しています。

信用貯金は一度崩れると元には戻らない。
これは絶対的な真実で、それくらい「信頼」は貴重なもの。
一つひとつの会話、やりとりの中で誠実に向き合うことで、

モモンガさんなら安心して任せられる。
という言葉を先方にも会社にも言って頂けるようになりました。
小さな積み重ねこそが、営業では一番の武器。
これは在宅だろうと、オフィスだろうと変わらない真実だと私は思っています。
Step4|単価や契約を自分でコントロールする段階へ

最初は時給ベースのアルバイト的な短期案件からのスタートでした。
コツコツ丁寧に対応を続けるうちに、実績が評価されるようになり、
別の企業様から

うちでやってくれませんか?
と引き抜きの声をいただいたこともあります。
在宅でも、きちんとした姿勢と成果があれば見てくれている人はいるんだ!と実感しました。
テレアポの仕事で伝わるものがあるんだ、と背中を押された出来事でもあります。
今では「この金額でお願いできませんか?」とこちらから単価を交渉するチャンスもあります。
お互いに納得した形で契約できれば、仕事の満足度も自然と上がり、
「やらされている」ではなく「自分で選んで働いている」という感覚が強くなっていきます。
自分のペースで働きながら収入を安定させていくには、
やはり信頼と実績の積み重ねが一番の近道です!
おわりに|「在宅で営業」は、本気でやれば立派な仕事です

「在宅でテレアポやってます」「「在宅で営業やってます」と言うと、
まだまだ軽く見られること、あります。
でも私は、子どもと過ごす時間を大切にしながらも、営業という仕事で成果を出してきました。
副業じゃなく、本業。
主婦でも、在宅でも、時短でもきちんと「仕事」として営業をする道はあります。
これからも、家族との時間も、自分のキャリアも、どちらも大切にしながら、在宅営業の道を続けていきたい。
そんな思いで、今日も自宅から営業の電話をかけています。
「働きたいけどスキルがない」
「営業ってなんだか苦手そう…」
「テレアポって恥ずかしいし、怖い…」
そんなふうに感じているママさんの、“はじめの一歩”の参考になればとても嬉しいです🐿️
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