はじめに|「テレアポも営業も同じでしょ?」と思っていた私が気づいたこと
在宅ワークでよく見かける「テレアポ」と「営業」。
最初は

どう違うの?どっちも話す仕事でしょ?
と思っていた私には、“営業の「え」の字”もありませんでした。
でも、在宅でテレアポの仕事を始めて、アポイントが少しずつ取れるようになってくると、
「もっと相手の力になれたら」と思うようになり、思い切って営業にも挑戦してみることに。
そして実際に、テレアポと営業の両方を在宅で経験してみて、強く感じたのは――

役割ややることは違っても、“相手の役に立ちたい”という軸は同じだ!
ということでした。
今回は、そんな私が在宅&時短でテレアポと営業の両方をやってみて感じたことを、
「どう違う?」「どこが似てる?」「主婦にはどちらが向いている?」の観点でリアルにお伝えします。
テレアポとは?|アポを取る“入り口”のプロ

テレアポ(テレフォンアポイント)は、 見込み客に電話をかけて、サービスや商品の案内を行い、
営業担当が後日商談できるようアポイントを設定する仕事です。
テレアポに必要なスキル:
- 人の話を聞いてあげられる
- 明るいトーンで話せる
- 初対面の人との会話を盛り上げる、楽しめること
- 断られても気にしないメンタル
- マニュアル通りの、ある程度の正確なトーク
こんなことを偉そうに語っていますが、実は私も最初からできていたわけではありません(笑)
テレアポ歴4年目になった今だからこそ、

「人の話を聞く・楽しむ・落ち込まない・商品の本質」この4つが本当に大事だったんだ!
と実感しています。
それでも私も最初は自走でスタートし、 決められたスクリプトに沿って、1日何十件も電話をかけていました。
営業とは?|提案して“成約”まで導く役割

一方、営業はテレアポで取得したアポイントの“その先”を担う仕事です。
お客様と商談を行い、丁寧にヒアリングしながら、相手の課題や悩みを深掘りしていきます。
そして、そのニーズにぴったり合った提案を行い、「成約」に導くことが営業の役割です。
テレアポが“入り口”だとすれば、営業は“ゴールまでの道案内”。
相手と信頼関係を築き、最終的に納得して契約してもらうまでが、営業の大切なミッションです。
営業に必要なスキルは、テレアポよりもさらに幅広く、深いです。
営業に必要なスキル:
- 相手の本音を引き出す「ヒアリング力」
- 商品・サービスの魅力を伝える「提案力」
- 雑談ややりとりの中で生まれる「信頼構築力」
- メリットだけでなく、デメリットも含めて正直に伝える姿勢
- 商品知識や業界知識などの「情報量」
お客様と対等な立場で向き合う必要があるからこそ、営業にはプレッシャーもあります。
ですが、成約に至ったときの達成感や「ありがとう」と言ってもらえる瞬間は、
テレアポ以上に心に残ります。

テレアポやってから営業をすると道筋がよくわかって楽しい!
主婦が在宅で“テレアポ”と“営業”の両方を経験して感じたリアルな違い

在宅でテレアポと営業、どちらも経験してみてわかったのは、
「同じように見えて、実は全然ちがう」ということ。
どちらも「声と言葉」で仕事をするスタイルですが、求められる役割や向いている時間帯など、
日々の生活リズムによっても向き不向きがあるなと感じています。
✅ テレアポは「作業」に近く、営業は「対応力」重視
テレアポ
テレアポは、基本的にトークスクリプトが用意されていることが多く、ある程度“型”に沿って会話を進められるのが特徴です。
そのため、未経験の主婦でも取り組みやすく、短時間でも集中して作業がしやすいのが大きな魅力。
また、作業の特性上「午前中から夕方まで」の時間帯がメインになるので、
子どもが学校や園に行っている間に働きたい主婦にとっては、非常に相性がいい仕事だと感じています。
営業
一方で営業は「1対1の会話」。
お客様の話を聞きながら提案内容を調整したり、その場で対応を変える必要があり、
気力も頭も使う、まさに“対応力”が試される仕事です。
もし営業を始めてもいいかな?と思っているのならば、
時には自分の知らないことを聞かれたり、プレッシャーを感じる場面も…あると思います。
というか、よくあります。
そんな時に大切なのは、最後まで一人でやり切ろうとする覚悟と熱意。
在宅主婦だからといって甘えは通用しません。
でもその分、自分で考え、動き、結果を出す――そのプロセスがやりがいにもなります。

私は、画面がパッと切り替わって担当者の方に顔を見られた瞬間、
「女で主婦か、って舐められたくない!」という気持ちが一気に湧き上がります(笑)
だからこそ、商談ではいつも
「御社に本気で貢献したいんです!」という熱量で臨んでいます。
✅ テレアポは日中、営業は静かな時間帯が◎

我が家では、
- 隙間時間〜夕方はテレアポ(静かな時間帯)
- 午前中〜お昼後は商談(子どもが学校・幼稚園で不在の間)
というようにある程度時間帯で仕事を分けています。
テレアポは生活音があっても対応しやすいですが、
営業や商談は“集中力”と“静けさ”が必要なので、
商談の間だけ別室でしたり、子どもにひと声かけておくことも大切です。
子供が帰宅中にたまたま代打の商談――
そのとき、まさかの出来事が。

お母さん、見て見てー!ばぁっ!
と、Zoomの画面に横から見切りで登場!
さすがに焦りました(笑)
相手の方も一瞬フリーズ、私も冷や汗…。
もちろん事前に

お話中だけ静かにしててくれる?
初めての人とお話しするの。
と伝えていたんです。
でも、子どもは子ども。忘れちゃうんですよね。
在宅で働いていると、こういう“ハプニング”は日常茶飯事です。
だからこそ、
静かな部屋を確保すること
商談時間を調整すること
事前に家族へひと声かけること
そうした“集中できる仕組み”が、在宅ワークには本当に大切だと実感しています。
✅ どちらも“相手のため”という気持ちがカギ

テレアポは「最初の扉を開ける仕事」
営業は「その先の信頼を築く仕事」
確かに役割は違いますが、どちらにも共通して言えるのは、
“相手にとってどうか?”を常に考える姿勢が最も大切だということです。
テレアポでは、まだ会ったことのない相手に対して、

話を聞いてみようかな
と思ってもらえる第一印象を届けるのが仕事です。
一方で営業は、すでに開いた扉の向こうで、相手の悩みやニーズを丁寧に聞き取り、

この人と一緒にやりたい
と思ってもらう信頼関係を築いていきます。
テレアポが“出会いのきっかけ”だとしたら、営業は“関係を深めていくプロセス”。
どちらも共通して、相手の立場に立ち、相手にとって価値ある時間にすることが何より大事です。
だから私は、テレアポでも営業でも、
「この人の力になりたい」と思えるかどうかを大切にしています。
どちらが主婦に向いている?

まず簡単にまとめてみました。
テレアポ向き:
- ルーティンワークが得意
- 短時間で集中したい
- 会話は得意だけど提案は苦手
営業向き:
- 人の話を聞くのが好き
- 自分の言葉で提案したい
- 長期的に信頼関係を築きたい
これは正直、
「テレアポでアポイントが取れる人は、営業にも向いている」と感じていて、
もちろん、

顔を見ながらの商談はちょっとしんどい…

責任を背負うのは不安…
という気持ち、よくわかります。
でも逆に、

ある程度は自分で判断してカバーするつもりでやってみよう!

目の前の相手の力になりたい!
という“熱量”で動ける方なら、営業にも自然と踏み出せます。
私自身も、テレアポで経験を積むうちに営業も楽しくなってきて、
今では時短勤務でどちらも兼任しているくらいです。
“主婦だから…”や“正社員だったら…”ではなく、
「楽しんでできるかどうか」が向き不向きのポイントになります。
おわりに|両方できるのが強みになる

私は最初、テレアポだけをしていましたが、
ある日ふと、

営業やってみてもいいですか?
と自分から動いたことが、すべてのはじまりでした。
テレアポでアポを取り、そのまま自分で営業もする。
そんなふうに、主婦だからこそ
限られた時間の中で柔軟に働けるスタイルを探しながら、
自分に合った働き方を見つけてきました。
もし

テレアポと営業、どちらが合っているんだろう?
と迷っているなら、
まずは「テレアポ」から始めてみるのがおすすめです◎
短時間でも成果が出せて、それに伴った収入もある。
だからこそ、在宅主婦にとって「テレアポ」は最初の一歩として本当にぴったりの働き方だと思います。
あなたの「やってみよう」が、新しい働き方への一歩になりますように。
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